脳が覚醒を作り出している仕組み

不眠症の原因の1つである覚醒の働き過ぎ。

 

覚醒と脳の関係は

 

脳幹
視床下部

 

にあります。

 

脳の状態には

 

覚醒
ノンレム睡眠
レム睡眠

 

があり、それぞれ異なった部分が働きます。

 

まず覚醒時は、

 

大脳皮質

 

が活発に働きます。

 

大脳皮質は大脳の表層で、認知機能や記憶を司ります。

 

これに

 

脳幹

 

が働きかけて覚醒の状態を作り出します。

大脳辺縁系と脳幹と大脳皮質

脳幹の働きで大脳皮質が活発になると

 

覚醒物質

 

であるモノアミンが分泌されます。

 

多くの不眠症はこの覚醒物質を分泌する働きが、
必要以上に高まっているために起きていると考えられます。

 

この背景には

 

大脳辺縁系

 

が関わっている可能性が高いです。

 

大脳辺縁系はストレスや感情を司っています。

 

感情が高ぶったりしている時に、脳幹に

 

「覚醒しなさい!」

 

と命令を下し、目を覚まさせています。

 

悲しいことがあった日
嬉しいことがあった日
楽しいイベントがある前日
緊張することが控えている前日

 

など、だれでも眠れない状況はあると思います。

 

これらは大脳辺縁系のしわざだったというわけです。

 

大脳辺縁系→脳幹→大脳皮質

 

の順番に命令が下り、覚醒物質を分泌させているのです。

 

ただ、これは正常な反応なので心配ありません。

 

問題なのは、いつも不安を抱えていたりすることにより、
常に大脳辺縁系が覚醒の命令を下し、不眠症になってしまうことです。