覚醒物質「モノアミン」とは?

脳幹が覚醒物質であるモノアミンを分泌していますが、
そもそもモノアミンとは何でしょう?

 

モノアミンは全てアミノ酸をもとに作られています。

 

ドーパミン
ノルアドレナリン
セロトニン
ヒスタミン

 

の4つがそれです。

 

ドーパミンは達成感や幸福感、ノルアドレナリンは怒りや高揚感、
セロトニンは安心感と関係が深いことがわかっています。

 

ヒスタミンは上記の3つとは少し異なり、アレルギーの原因などになります。

 

感情やストレスは大脳辺縁系が司っていますが、
モノアミンを分泌する脳幹は大脳辺縁系と協調し、
いろいろな気分や感情を生み出しているのです。

モノアミンと精神疾患

モノアミンは精神疾患と深い関係があります。

 

うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症などです。

 

モノアミンの作用が強くなったり弱くなったりすることで、
精神のバランスが変化します。

 

例えば、ドーパミンの分泌が強くなりすぎる統合失調症では、
深い睡眠が得られなくなり、治療にはドーパミンの作用を抑える薬を使用します。

 

セロトニンやノルアドレナリンの作用が弱まっているうつ病でも、
過眠症や不眠症を伴うことがほとんどです。

 

セロトニンやノルアドレナリンは覚醒物質になります。

 

基本的には覚醒物質であるセロトニンですが、
作用する部位によっては逆に睡眠を促すことになったりもします。

 

セロトニンの働きが悪くなるとさまざまな睡眠障害が引き起こされるのです。

 

うつ病の薬(抗うつ薬)は、セロトニンやノルアドレナリンを活発にする作用を持ったものが殆どですが、
うつ病の中にも種類が何種類かあり、睡眠障害の症状も異なってきます。

 

一般的なうつ病は不眠症、双極性障害(躁うつ病)や非定型うつ病は過眠症を併発することが多いです。