睡眠障害と年齢は関係あるのか

睡眠は成長や加齢によって変化していきます。

 

生まれたての赤ちゃんなんかはトータルすると大人よりも長く眠りますが、
3、4時間ごとに起きるような睡眠サイクルを繰り返します。

 

そして、成長するにつれて睡眠サイクルが整っていき、
睡眠時間も減っていきます。

 

子どもでは深いノンレム睡眠が多く、
睡眠の後半でも深いノンレム睡眠が見られます。

 

また、レム睡眠も成人と比べて割合が多く、
脳の発達のためには

 

深いノンレム睡眠
長いレム睡眠

 

が必要なのです。

 

中高生の平均の睡眠時間は約8時間ですが、
これ以降は睡眠時間が減少していく事が多いです。

 

さらに、睡眠の質自体も変わっていき、
深いノンレム睡眠が減っていきます。

 

60歳以降になると深いノンレム睡眠はほとんど出現しません。

 

そのため、朝早くに目が覚める早朝覚醒や、
夜中に目が覚める中途覚醒の睡眠障害が起きやすくなります。

 

不眠などの睡眠障害を訴える人は5人に1人ですが、
高齢者になると2人に1人は睡眠に関して悩みを持っています。

 

ただ、睡眠は脳の成長に関係するため、
年齢にともなって睡眠時間が減るのは自然で正常なのです。

 

60歳以上で6時間以上眠れる人の方が珍しいくらいです。

 

長く眠れないからといって無理に寝てもかえってしんどくなることが多いので、
特に身体に問題がなければ睡眠時間を気にする必要は無いのです。

 

また、加齢に伴って睡眠障害を引き起こすうつ病や認知症が増え、
さらには

 

むずむず脚症候群
周期性四肢運動障害
睡眠時無呼吸症候群
レム睡眠行動障害

 

も増加していく傾向にあります。