睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中、特に深いノンレム睡眠の時に

 

気道が塞がれること

 

が原因で起こります。

 

睡眠中には咽頭の筋肉が緩むため舌が気道に落ち込んで気道が狭くなるのですが、
肥満の人や、上気道の形状に問題のある人が気道が閉鎖されてしまう病気です。

 

すると、睡眠中に呼吸が止まり、無呼吸の状態になります。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因の多くは

 

肥満

 

にあります。

 

肥満の人は口咽頭壁に脂肪がたまりやすく、気道が狭くなりがちなのです。

 

ただ、肥満でない人も骨格や上気道の形状の問題でも起こります。

 

日本人には後者のタイプも多いとされています。

 

また、覚醒時に肺の機能低下や、低酸素状態があってもリスクが高まります。

 

上気道を広げる筋力が下がってくる高齢者も注意が必要です。

 

睡眠中に気道が閉鎖すると息苦しくなり、血液中の酸素濃度が低下します。

 

そうすると脳が呼吸を促進しようと交感神経の働きを高めようとしますが、
この時の交感神経の高まりは激しい運動をした時と同じような感じになります。

 

その結果として睡眠が浅くなったり、中途覚醒してしまったりするわけです。

 

当然こうなると深い睡眠がとれないので、翌日には眠気が残ります。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査方法

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は1日入院して

 

睡眠ポリグラフ検査

 

をすることによって診断されます。

 

10秒以上の無呼吸が1時間に平均5回以上あれば、
睡眠時無呼吸症候群(SAS)ということになります。

 

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は近年、

 

・高血圧
・狭心症
・糖尿病

 

などの病気とも関連しているということが判明しました。

 

また、うつ病や認知機能の低下との相関も指摘されています。

 

これらは睡眠の問題が引き起こすと考えられています。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は

 

CPAP(シー・バップ)

 

という方法を使って気道の閉鎖を防ぐというものです。

 

この治療によって睡眠時無呼吸症候群(SAS)が激的に改善し、
気分が良くなる患者さんも多いようです。

 

それに伴い、上記で挙げた高血圧や糖尿病の改善になることもあります。