睡眠障害と精神疾患の関係

睡眠障害と精神疾患には深い関係があります。

 

例えば、統合失調症ではドーパミンの作用が強くなりすぎることがわかっていて、そのことで深い睡眠が失われます。

 

統合失調症の治療にはドーパミン拮抗薬(ドーパミンの働きを抑える薬)が使われます。

 

また、うつ病ではセロトニンやノルアドレナリンの作用が弱くなっているため、睡眠や覚醒に問題が起きて不眠や過眠のどちらかの症状が見られることが多いです。

 

セロトニンは基本的には覚醒物質ですが、存在する脳の部位によっては睡眠を誘発することがあります。

 

うつ病の治療薬(抗うつ剤)はこのセロトニンやノルアドレナリンの働きを高める作用を持っています。

 

うつ病では不眠の症状が出ることが多く、双極性障害(躁うつ病)では躁状態の時は不眠、うつ状態の時は過眠が見られることが多いです。

 

ただ、非定型うつ病では過眠が出る傾向が多いようです。